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ご挨拶
第10回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
甲信越支部学術集会 会長 坂井 邦彦
(新潟臨港病院 副院長・在宅医療部部長)
この度、2025年5月31日(土)に新潟市の朱鷺メッセにて第10回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会甲信越支部学術集会を開催することとなりました。テーマは「人生100年時代の呼吸ケア 〜みんなの「笑顔」と「やすらぎ」のために〜」です。
コロナ禍から新しい日常に徐々に移行し、医療を取り巻く環境も変化しつつあります。また、高齢化社会の進行に伴い医療・介護ニーズが複合した手間のかかる患者が増加傾向にあります。疾患を抱えながら生活していくための課題は多岐に渡り、病院から在宅・施設を見据えた多職種連携が必要とされています。その一方で、就労人口の減少や働き方改革の推進により医療機関の業務改善や効率化が求められています。この相容れない両者を如何に実現していくかということをテーマに考えました。また、「笑顔」と「安らぎ」の提供は新潟臨港病院の呼吸ケアサポートチームのミッションとなっています。
ぜひ新潟の初夏の潮風を感じ、旬の味覚を堪能しにぜひおいでください。地方会ならではの親近感で皆様と活気あふれる意見交換ができることを楽しみにしています。